2013年12月31日火曜日

『紅白』の途中経過。番組内の「あまちゃん」中継に今のところ満足


 

まだ放送中ですが 『紅白』の中の北三陸駅からの中継、絶妙でした。

 緊張気味の演技で登場した吉田副駅長も安部ちゃんも鈴鹿ひろみも天野春子も、ドラマの続きとして登場するアイデアはさすがクドカンでした。

やっぱりまだ、喫茶「リアス」は健在だったと、あの世界が今もそこに存在しているかのような”夢”を抱かせてくれる。

 とっても心配されていた能年玲奈のトークも、役中人物になり切る、ということでクリアされたような・・・。緊張している感じが伝わっても、「天野アキ」が緊張して出演しているようで、彼女はやはり「役者」なのでしょう。

綾瀬はるかのトチリぶりも新鮮で、20時20分現在、今のところ、今年の『紅白』から目を離せません。




NHK『紅白歌合戦』の見どころは『あまちゃん』コーナー

 年の瀬や年明けは様々なテレビ番組で「総集編」や「再放送」が放送されるのが楽しみだ。BS-1ではアメリカの映画監督オリバー・ストーンによるドキュメンタリーシリーズが再放送された。夏場に放送された時、途中から面白さに気がついたので全番組一挙放送はとてもありがたい。

 一挙放送といえば、何と言ってもNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』!
12月30日に朝から午後までぶち抜きで放送された。

 単なる再放送にとどまらず、ラストの「潮騒のメモリー」出演者メドレーでは、以前とは違う編集も行われていた。また、再放送ドラマの合間に、出演者による劇中歌が披露され、ドラマの本編では、東日本大震災によって中止になったままのGMT5と天野アキの共演による「地元へ帰ろう」のコンサートが実現できた。
 また『あさイチ』の有働由美子、井ノ原快彦のMC2人による「受けコメント」まで入れていた。
 『あまちゃん』の本編、総集編(10月放送)、12月30日の総集編と見て驚くのはその都度、制作陣が「サービス精神」を発揮していることだ。その都度、何らかの形でバージョンアップしている。やるたびに手を抜かず、最後まで面白く、という姿勢はすごいと思う。やれるようでなかなか出来ることではない。テレビの放送時間をまるまる使って、視聴者に楽しんでもらおうという精神が横溢している。

 大晦日の紅白歌合戦の中でも「あまちゃんコーナー」が出来るという。台本は宮藤官九郎が書くそうだが、後2時間を切ってどんな放送なのかワクワクする。

 宮藤官九郎が台本を書き、『あまちゃん』スタッフが、”生放送”というフィールドでどんなコーナーにしてくれるのか。

 『紅白』の歴史を変えてしまうかもしれない。

 あと1時間あまりに迫った。「あまちゃんコーナー」。

 とっても楽しみだ。